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そいつを見つけたのはいつだったかまったくおぼえてないんですが、結構前からお店に置いてありました。
ただ、あまりの値段の高さゆえ、数ヶ月前までちょっとカッコイイケドねェ~
でも値段がありえないなァ~なんて余裕を持って見ていたのです。
そして数回、二度、三度と見ているうちに、ふとした瞬間に状態はどうなんだろう?
なんて思いおもむろに棚から出してもらったのです。
そして手にしてから菌が・・・。
菌が体に・・・。
むむ・・かっこいいぞ・・・いや、すごくかっこいいぞ・・・。
そしてなかなか小さい!コレはレンジファインダー機には最強の大きさなんじゃないか・・・。
モチロンその時はすぐさま帰りましたよ。
でもね、もうその時に良く言われる菌が入り込んでしまったのようなのです。そう、発病です。w)
あああ、なんて格好がいいんだ・・なんて黒光りした黒塗りさまなんだ・・・。
それから2ヶ月魅惑のレンズシャッター機たちの修理代をお小遣いから支払いながら、
このレンズの金策を考え始めました。
モチロン飼うには他にもイロイロ候補を考えました。
同じ価格帯で、薄くってめっちゃカワユイ、デルフトのミノールやLマウントのベルチオの35mmの広角レンズ
伝説のスーパーアンギュロンも飼えるンジャン!!!などなど。
でも結局発病したのはこのレンズ。他の物を狩っても夜な夜な夢に出てくると思い、決断しました。
そして非常に写りが良く万能な新レンズやライカレンズ・人気のカメラを多数・・・本当に多数を売却!
多数を売却しないと飼えないのでね。w)
そして写りがあまり良くないとされるレンズを入手した。
アンジェニュー TYPE X1 f3.5/35mm Lマウント
フランス製アンジェニューのテッサータイプの広角レンズ。
そう、単なるテッサータイプ、3郡4枚構成。
非常に希少というだけでバカ高いレンズです。
しかもアンジェニューのなかでは良く写らない、とネットでも評判の。
完全なアホです。
たいして旨くないのにライカでの撮影をドンドン難しくしているのは自分自身だと反省。
あ~でもなぜか幸せだァ~~。
魅惑のノンライツレンズたちの病は重病だからだな。