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このレンズで写すと写真に魔法がかかる。
魔法のふりかけ。
何でもない坂道もこのベルチオってレンズを使うと淡い色とやわらかさとにじみとフレアが出て独特な写真になる。
写真にとしてははもっとも現実から離れてるから、おおよそ普通の記念写真には使えない。
でも好きなんだ。
現代のレンズはどれもヌケも良くパッチリ来て、フレア・ゴーストも抑えられる。
確かに写真の王道だし、当たり前のことなんだけど、でもレンズ単体としての魅力は昔に比べて
失われてしまった気がする。
名前ばかり先行してて、実はみな同じなんじゃないのか?と思うぐらい。
・・・でも、いい面ばかりじゃない。
三枚だまでノンコートでもせめて中心部のフレア玉だけはなんとかして欲しかった。w)