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久しぶりのALPA。
大抵のカメラファンの方は機構がもっとしっかりした、ALPAのセカンド・サードジェネレーション
あたりを指して言う。私のALPAはコレ。ファースト世代。バルナックライカに質感が近い。
こいつは見た目からも華奢ですし実際壊れやすいそうだ。
私はそのしっかりしていて本当に使えるALPAは持ってない。(スイーターのレンズは持っているが。w)
ソレは小さいカメラが好きだから。
このカメラを使うということが、写真撮影が好きというわけではない典型だと思うのです。
はっきり言って、バルナックライカやその交換レンズの方がよっぽど使いやすいしきれいに写る。
でもこの万年筆に似たモノモノしさ、高級感、ギミックなどに惹かれて、今日はこれで
撮ろうなんて気分になります。
あとは搭載されているレンズにも魅力を感じるから使いたくなる。
フランスはアンジェニューのレンズ。ALPAR。
私は、三つの魔法にかかっている。
一つ目は幼稚園児の時にかかった外車(スーパーカー)という魔法。
二つ目は小学生の時にかかった、ディズニーという魔法。
三つ目は三年前よりかかっているフランスレンズという魔法。
だから、ついつい使いたくなる。
上記二つは小さいコロからだから致し方ないが、三つ目の魔法は三年前にかかったという
どうしようもない男なのだ。
しかし、私にとってはソレぐらい強烈魔法だ。
ロクにフランス映画も知らないくせにコレがフランス映画の写りか!なんて思っているのだから
たちが悪い。
しかし、写せばわかる。
他の写真と何か違う。
そう、性能が余り良くないのだ。w)
いや、写りが独特なのだ。(←ホラすでに魔法にかかっているでしょう。)
だからフランスの魔法を使おうなんて良く思う。
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いつもは開放からf4あたりで使用するのですが、もう少し性能アップを図るためにf5.6に絞って
見ました。結果はまずまず。
いつもはアヤフヤ、墨汁のような写りがやっと見られる程度に回復。w)
そして光に当たればスグにフレア感が増大、近接では前球回転式でもないのに周辺が流れまくるという
スバラシイ光学性能!!。
ああ。美しい。(←魔法???。w)